プロジェクト研究

このプロジェクト研究は、シルクロード研究に関する斬新で、挑戦的なテーマを設定し、シルクロード学研究センターとそれに関連する外部の研究者でプロジェクトチームを編成し、学際的、国際的な調査研究を行い、シルクロード学の確立に役立てようとするものです。

これまでのプロジェクト研究

2002-2004年度 「四川省における南方シルクロード(南伝仏教の道)の研究」
研究者  杉本憲司(佛教大学文学部教授)/坂田俊文(東海大学教授)/曽布川寛(京都大学人文科学研究所教授)/阿子島功(山形大学人文学部教授)ほか。
目的 ・仏教文化の伝来について、シルクロードを通って西から来たものが、中国北部から伝えられたという定説に対し、四川を経由して長江流域から北上したという、いわゆる『南伝仏教』説があり、その背景を把握し、本説の解明に迫る。
・ミャンマー、雲南、四川を通じる、いわゆる『南方シルクロード』と呼べる道が存在するが、人工衛星画像データを活用し、『シルクロード青海ルート』にもつながる『南方シルクロード四川ルート』沿いの遺物を踏査することで、東南アジア地域との交通路と、南北文化交流の解明に努める。
・西南夷の文化が、殷代の三星堆文化、東の中原的文化及び地元の文化と融合した巴蜀文化の研究を深める。

成果報告書「シルクロード学研究紀要第24号四川省における南方シルクロード(南伝仏教の道)の研究


1999-2001年度 「青海省における漢~唐代のシルクロードの研究」
研究者   小野有五(北海道大学教授)/坂田俊文(東海大学情報技術センター所長)/杉本憲司(仏教大学教授)/前園実知雄(奈良芸術短期大学教授)ほか。
目的   青海省に所在する漢から唐代の遺跡の現地調査を実施して、河西回廊と平行して西域との交流に重要な役割を果たした『シルクロード青海ルート』の解明を目的とする研究。

→成果報告書「シルクロード学研究紀要第14号中国・青海省におけるシルクロードの研究」


1996-1998年度 「トルファン地域と出土絹織物の総合的研究」
研究者   坂田俊文(東海大学情報技術センター)/坂本和子(古代オリエント博物館)/菅谷文則(滋賀県立大学)/相馬秀廣(奈良女子大学)ほか。
目的   トルファン盆地を対象地域として、そこから出土した絹織物の現地調査と、オアシスに立地する遺跡の総合的研究。

→成果報告書「シルクロード学研究紀要第8号トルファン地域と出土絹織物



1993-1995年度 「リモートセンシング技術を活用したシルクロードの調査研究」
研究者   泉拓良(奈良大学)/加藤九祚(創価大学)/西藤清秀(奈良県立橿原考古学研究所)/坂田俊文(東海大学情報技術センター)/菅谷文則(シルクロード学研究センター)ほか。
目的   リモートセンシング技術を活用してシルクロード地図(オアシス・草原ルート)の作成を試みる。また、高精度な衛星画像解析データ等を用いて、埋もれた遺跡の探索、古道の確認、古環境の推定等を行い、シルクロード学に新しい研究方法を導入する。

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